元祖せち焼きやました

母娘孫の3代で守り継ぐ
具を卵で固めた名物グルメ

一見するとお好み焼き。でも小麦粉は使っていません。焼きそばや具材を卵で固めて、お好み焼き状にまとめたものが「せち焼き」です。昭和30年代に初代の山下夏子さんが営んでいたお店で、お客さんから「焼きそばを卵でせちごうて(せちがう＝御坊弁で無茶苦茶にする、いじめるの意味)」と頼まれたことをきっかけに生まれました。食べ応えのある太麺や、甘辛いソースは、昔ながらの懐かしい味わいです。現在お店を切り盛りしているのは、夏子さんの娘の礼子さんと孫の実紀さん。テーブルごとに鉄板があり、目の前で「せちごうて」くれるのでお任せを。テイクアウトも可能。

サントピア本店

パンの種類も具材も豊富
老舗のサンドイッチ専門店

1980年創業、国産小麦100％のパンを使うサンドイッチ専門店。注文後に一品ずつ手作りされます。具材の多くは和歌山の特産品で、野菜、卵、魚、肉、フルーツとバリエーション豊富。しかも食パン、イギリスパン、アラビアパンなどパンの種類も選べるので、組み合わせは100通り以上に！より郷土色を楽しみたい方には、大きなしいたけを丸ごと使う「和歌山ビッグしいたけバーガー」や、オープンサンドの「紀州ジビエと金山寺味噌のブルスケッタ」がおすすめです。アイスクリームサンド以外のメニューはテイクアウトOK。選べるモーニングや月替わりのランチも人気です。

KagerouCafé

海を臨むテラス席が人気
カフェ限定の生かげろうも

銘菓「かげろう」で知られる「福菱」の本店一角にあるカフェ。海を見渡す開放的なテラス席が好評で、モーニングやランチに訪れる人が絶えません。ランチでは特にヒレカツサンドが人気。やわらかくあっさり仕上げたヒレカツ、たっぷり野菜、自家製ソースをトーストで挟んだ逸品です。カフェメニューも充実。ドリンクが多彩で、さらに本店限定の生かげろうや、パティシエ手作りの洋菓子など、スイーツのラインナップも豊富です。バタークリームを使う定番のかげろう、生クリームで仕上げる生かげろう、生かげろうの変わりメニューなど、あれこれ食べ比べてみてはいかが。